「4569キョーリン製薬」(時価2,277円)

【注目銘柄】
「4569キョーリン製薬」(時価2,277円)
=通期計画は順調に増益を確保できる見通し。
21/3期予想:売上+5.0%、経常利益+24.8%、純利益+23.6%。EPS132.6円。

「6762 TDK」(時価10,050円)
=基地局や5G対応スマホに強く、1~3月の受注2%増。コロナ禍の逆風下であっても「5G関連の需要は極端にはスピードダウンしない」(社長)。

「4563アンジェス」(時価1,983円)
=昨日のBSフジテレビ「プライムニュース」(2時間番組)
武見敬三氏(自由民主党新型コロナウイルス対策本部顧問)、
森下隆一氏(大阪大学大学院教授・アンジェス創業者)、
増田道明氏(獨協医科大教授)が出席。
内容:COVID-19治療薬の開発は年単位の時間がかかる。なのでワクチンの開発が急務である。世界の創薬メーカーが多数チャレンジしているが、特に米中の開発競争は激しい。投資額も桁はずれに大きい。ワクチンはG7が中心となって「パテントプール」を作って開発した国だけで使うとかでなく世界が共有できるような管理をすべきである。もちろん開発したメーカーにはそれなりの利益が確保できるようにして。日本ではアンジェスが先行しているが、先の第1次補正予算で20億円助成金を受け、これでフェーズⅠ、フェーズⅡまでは賄える。今回の第2次補正予算で総額2,055億円計上された。武見氏の努力で多くを計上していただいた。すべてがアンジェスに渡るわけではなく、何分の1だが、私の感じでは、アンジェスの開発を意識した予算計上の仕方であったように思う。アンジェスは7月のフェーズⅠでは30人規模で治験、フェーズⅡでは400~500人規模で治験する。フェーズⅢが難しい。年内に実用化のスケジュール。最後に森下教授は「国を挙げて粘り強く支援してほしい」と要望していた。


【海外市況】
 今朝のNYDOW▼147㌦、S&P500▼6㌽、NASDAQ▼43㌽、
シカゴ日経平均先物(大証日中比)▼150円。ドル円107.68~69円。
 米中対立が激化しており、世界経済の減速につながりかねないとの懸念から、
取引終了にかけて売りが優勢となった。
【本日の東京市場】
 安く始まるでしょう。5G関連から急騰した市場は、徐々に大きく突っ込んだ割安銘柄に物色の目が移りつつある。なお、海外投資家は6週間ぶりに買い越しに転じた。買い越し額は772億円。

投資の最終決定はご自身の判断で行っていただきますようお願いします。

本日もご愛読ありがとうございました。


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