【日銀の金融政策見直し】
【日銀の金融政策見直し】
➀ETF購入について、今後は市場の混乱時に積極的に買う。②購入はTOPIX型ETFのみに限定。③買い入れ上限はETF12兆円、REIT1,800億円に据え置く。④長期金利変動幅はプラスマイナス0.25%に拡大(従来0.1%)。
日経平均型ではなく、TOPIX(市場第1部全銘柄で構成される)型ETFを対象とすることで、グロ-ス(成長)銘柄からバリュー(割安)銘柄に焦点が移る。また金利変動幅の拡大で銀行に配慮したとみられる。
【注目銘柄】
「8306三菱UFJ」(時価659円)
=22/3期は若干の増収増益見通し。配当利回り3.79%、PBR(株価純資産倍率)0.51倍。岩井コスモ証券の目標株価750円(3/19)。
「6925ウシオ電機」(時価1,491円)
➀コロナの影響で大幅赤字を計上する映画館向け光源の回復を期待、②ICパッケージ向け露光装置など先端電子部品向けは順調。22/3期(四季報予想))売上1,450億円(+26%)、経常利益65億円(約4倍)、純利益45億円(黒字化)、EPS37.3円。マッコーリーキャピタル証券の目標株価1,900円(3/19)。
【海外市況】
今朝のNYDOW▼234㌦、S&P500▼2㌽、NASDAQ+99㌽、ドル円108.82~85円。
FRBが「銀行の自己資本比率を規制する補完的レバレッジ比率(SLR)の基準を緩めた特例措置を延期せず、予定通り3月末で終了する」と発表。投融資への影響を懸念して銀行株が下げた。
【東京市場】
日銀黒田総裁の会見を受け、第1部市場全般に物色が広がりバリュー(割安)株が注目されることになるか。
投資の最終決定はご自身の判断で行っていただきますようお願いします。
本日もご愛読ありがとうございました。
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